マゴチ釣りのロッド

ダイワ(DAIWA) 船竿 メタリア マゴチ 215 釣り竿

 

理想的なマゴチ釣りのロッドには、3つの条件があります。先ずは、穂先が繊細であってわずかの変化があってもそれを伝えてくれるようなものであることです。マゴチの食い込みを妨げないためにも柔軟さというものが必要なのです。

 

次に、マゴチにしっかりとハリ掛かりさせることができるように、穂持ちに腰と粘りを持ったものであることです。

 

そして、海底からマゴチを引き剥がすためのパワーと、ハリスを守るための粘りとを同時に持っている胴であることです。このような条件を満たす竿となると、そのための専用のロッドが必要になると考える人もいるでしょうけれども、これは理想論であって実際には専用のロッドでなくても十分にマゴチを釣り上げることが可能です。

 

例えば、シロギス竿やカレイ竿、そして、このところ流行しているライトタックル系のロッドでも十分に流用することができるのです。

 

しかしながら、他のロッドを流用する場合には、注意すべきところがあるわけなのです。それはロッドの胴の強さです。特にシロギス竿を流用するようなケースでは、その胴にある程度は張りのあるものを使用した方が良いと思われます。

 

ライトタックル系のロッドを使用する場合では、その穂先から胴にかけて、スムーズに負荷を移行することの出来るものが良いと思います。自分の持っている竿が硬めの場合は手持ちの竿として使用し、軟らかめの場合は、手持ちと置き竿の両方に使用することができます。